pixivフリー素材集まとめ その2 漫画用
前回のカラーフリー素材に引き続き、漫画に使える素材を紹介します。実際の原稿に使うときは解像度やカラーモード(グレースケール・2階調等)をよく確認してくださいね。
また漫画やイラストを書く時に参考になる描き方講座もまとめています。
画像をクリックするとpixivページにジャンプします。pixivのページからダウンロード等行ってください。(Pixivへの無料登録が必要です)
※基本的に同人誌制作に使用OK、作者名記載不要のものを紹介していますが、年齢制限のある同人誌には使えないこともあります。各ページの作品のキャプションや利用規約を確認してください。
※著作権は素材の作者さんに帰属しますので、『(ダウンロードした素材を)自作であると偽る行為』『再配布』などは禁止です。(再配布は作者さんが許可されている場合はOKです)
※作者さんのご都合でページが予告なく変更・削除される場合があります。
トーン素材・見本
- 漫画用トーン素材/網点 600dpi、横幅(だいたい)B5サイズ
- トーン素材です。一枚ごとにダウンロードできます。モアレやにじみを出さないための注意事項はこちら。
- トーンパターン36-アミトーン
- トーン比較のサンプルです。キャプションのリンクから高解像度ダウンロード可能。※商用可。
- フリートーン
- グラデーションや雰囲気のあるパターンのトーン集です。キャプションから一括ダウンロードできます。※加工自由・商用可
漫画枠・ネーム用紙
- 【素材】4コマ・5コマ漫画枠
- ありそうでなかった枠素材。4コマ漫画(タイトル部分あり・なし)と5コマ漫画(タイトル部分あり・なし)がダウンロードできます。
- ネーム用紙。
- 同人誌用ネーム用紙です。解像度は300dpi。解像度600dpiのデータはキャプションからダウンロードできます。
背景素材
- 【背景素材】教室
- パースが合えばそのまま使用できますが、参考資料としてもよさそう。他にも背景シリーズがあります。また「背景素材を使う時の注意」には作画上のアドバイスがあります。
- 背景用線画集(西洋)
- トレペとフリーハンドで起こしているそうですが、線に味があって素敵。漫画背景第二弾はこちら。
- 本棚用線画素材
- 背景の本棚用素材。この発想はなかった……本の描きこみがとても丁寧です。
- 【背景線画】窓・ドア・天井【素材】
- 透過済みpng素材。パースが数種類あるものもあり、重宝しそう。作者さんいわく「原稿がやばすぎるときどうぞ」とのこと。
集中線・ベタフラ
- 菊屋素材集その1【集中線】
- 線のつまり具合も数種類あり、線が綺麗。集中線の他に雨や縦横線などの素材があります。
- フリー素材41【モノクロ】
- ベタフラ以外にも、ドットや格子、テレビの砂嵐などのテクスチャもあります。キャプションから一括ダウンロード可能。
人物(キャラクター)の描き方・資料
- 【キャラクター講座】 『男の描き方』 (初心者向け)
- 漫画を交えて男の顔の描き方をレクチャー。とてもわかりやすい。なるほど男の顔は懐が深い!女の子の顔の書き分けはこちら。
- なんちゃって筋肉の描き方【自分用】
- とってもわかりやすい筋肉の図解。(男性メイン)筋肉の付き方は書籍でも勉強になります。(下のまとめに記載してます)
- 個人的足指と男尻
- 男尻に笑ってしまいましたが、足や手の描き方紹介。構造的に図解されてるので理解しやすいです。
- スーツの描き方の基本
- (個人的に)非常に参考にさせていただきました。スーツを着たモデルさんってなかなかいないので、嬉しい資料。
- 布の描き方・基礎編
- 資料もたっぷり掲載されていて読みやすい講座です。スカートのしわがそれっぽくならなくて…という方は必見です。
加工・効果
- アニメ塗りで背景と簡単に色を合わせる
- 漫画の資料かどうかはわかりませんが、明度や彩度のいじり方、環境光の取り入れ方はとても参考になります。Photoshopでの解説ですが他のグラフィックソフトでもたぶんできると思います。
まとめ
漫画素材で吹き出しは、吹き出しデザインというサイトがなかなか充実してます。※漫画特化の吹き出し素材じゃないのでもしかしたら使いにくいかも…ですが
それとPixivの講座では筋肉関係がとても人気のようですね~。モデルさん見て描くのが一番なんですが、美大・芸大その他アトリエじゃないとなかなか難しいです……。
そこで、私も持っている参考になる書籍を紹介します。大きな書店ではわりと扱いがあるので、見かけたらパラパラとでも見てみてください。ネットもいいけど体系的に学ぶのはやっぱり本の方がいいなぁと思います。
人体の参考書
左)やさしい人物画
右)人体のデッサン技法
ここ十五年くらいこのカテゴリの本見てますが、この二冊以上の本はないな~という感じ。
人体の骨格、筋肉、手足の動き、顔の構造まですべて網羅している素晴らしい本。
描き方(基礎編)としては『人体のデッサン技法』を。『やさしい人物画』はスケッチ例が載ってて、表現的に参考になる。
▲やさしい人物画
パースの参考書
背景を描くときに欠かせないのはパースですが、原理を知っておくと作業がとてもはかどります。
パース!―マンガでわかる遠近法
ちなみに漫画ってアメコミ風?なんですが、解説がものすごーくわかりやすい!
調べたら続編がでてましたね。パース!2: マンガでわかるもっとディープな遠近法
動き・アニメーション
人間の動きと動物の動きのコマ撮り写真資料です。(全文英語・モノクロ写真です)
A4ハードカバーでまるで辞書……。アマゾン見たらキンドル版もあるみたいですね。
デジタルデータの方が使い勝手がいいのかも?ですが私は本しか持ってないので……。
どちらも正面・背面・側面×2という構成です。
(下図・左)中身は超充実してて基本的に裸(男女・子供)ですので、筋肉の動きもよくわかります。
(下図・右)動物たちのコマ撮り写真。馬・騎乗の写真のボリュームがすごい。裸で騎乗している写真もあります。
確認できる動物は、馬(レース馬、農耕馬・馬車馬)・牛・豚・ヤギ・ラクダ・グアナコ(ラマ属)・インド象・イヌ・ネコ・ライオン・トラ・ジャガー・アライグマ・ヒヒ・ダマジカ・エランド・バイソン・カンガルー・ハト・オウム・ハゲワシ・タカです。
馬や犬などは走ったり歩いたり何種類かポーズがあります。
左)The Human Figure in Motion (Dover Anatomy for Artists)
右)Animals in Motion (Dover Anatomy for Artists)
※どちらもキンドル版の方が1000円以上安いです。
【キンドル版】
左)The Human Figure in Motion
右)Animals in Motion (Dover Anatomy for Artists)