人体の構造をマスターする【資料】

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人体の構造をマスターする【資料】

キャラクターが生き生きと描かれている漫画やイラストはとても魅力的に感じます。また鉛筆で描いたラフスケッチでもキャラクターの魅力がとても伝わってくるイラストもあります。
どうしたらそんなキャラクターを描くことができるのでしょうか。
キャラクターの魅力を伝えるための基礎的な技術は、練習することで上達します。まずは正しい人体バランスを練習するものおすすめです。
ここでは人体の基本的な構造、パーツ配分と年齢による頭身の変化を紹介します。
また下には、スケッチ練習のための資料集もあります。

人体の基礎

ここでは人体の各パーツの大きさを解説します。
成人男女の理想の頭身を8頭身としています。男性は180cm、女性は170cmをモデルとしています。
●男性
47
手を上げると十頭身の位置まで指先が届きます。

●女性
48
椅子やテーブルは一般的な高さです。
へそはウエストよりも下の位置にあります。

顔のパーツバランス

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おおよそ眉のラインの延長上に耳があります。
唇は顔を三等分した時、鼻から1/3の位置にあります。
図形を使って正しいバランスを導く方法もあります。(詳しい描き方は下の『モデルを参考にしない正面図の描き方』にあります)
50
●モデルを参考にしない正面図の描き方
46
※参考文献:人体のデッサン技法

手と足の構造

●手
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拳を作る時は×の描かれた場所から内側に曲がります。指の付け根よりも下です。
●足
42
くるぶし(骨)の凹凸は外側が低い場所に、内側が高い場所にあります。

年齢による頭身の変化

※クリックで拡大
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一歳児の頭部の大きさは15cm、成人では23cm程度。
子供を描く際には、より丸みを出すようにするとより子供らしく描くことができます。
※参考文献:やさしい人物画

写真資料

実際にモデルを見ながら描く、という機会はなかなかないため、写真を使った練習も有効です。人体の3Dモデルや人物写真を無料で使える(ロイヤリティフリー)サイトを紹介します。

3D資料(アプリ)

アプリを使って3Dモデルを参考にするのも参考になります。ポーズはもちろん、ライティングも変更でき、キャプチャとして画像を保存できるものものあります。

おすすめの資料

実際に使ってみておすすめの資料を紹介します。
やさしい人物画

人体の全体バランス、ライティング、遠近法など非常にわかりやすいです。プラスして骨格、筋肉の構造を網羅した素晴らしい参考資料です。

人体のデッサン技法

こちらは人体バランスの他、手足のパーツ解説が詳しいです。
スケッチのコツが実践的に描いてあって、とにかく描いてみたい方にはこちらがおすすめかも。

ArtPose
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人体モデル(男性)を回転、自由にポージングできるアプリソフト。難しい3D知識は不要で、直感的に操作できます。ライティングを設定したり、ポーズも保存できます。スケッチやポーズ資料にとても便利。もちろんキャプチャ画像を保存することも可能です。有料(360円※2015年6月現在)ですが非常にお買い得アプリです。
ダウンロードはこちらから
女性版(ArtPose Female Edition)はこちらから。

※iPhone、iPadのみ

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