iPadでイラストを描く【Procreate編】
iPadはPCと違い起動する手間もなく、すぐにウェブにもアップロードできるのが魅力です。
いざ、イラストを描こうと思った時、無料のものを含め、お絵描きアプリも様々あって迷いますよね。
何を使えばいいのかわからない方も多いのではないでしょうか。
その中で今回はProcreate(有料)の使い方の基本を紹介します。
Procreatetとスタイラスペンで、すぐににお絵かきも始められます。※購入の際はiPadの世代など要確認
その他iPadのお絵かきアプリの価格比較表はこちら。
Procreateとは?
iPadのお絵かきアプリでオススメの一つがProcreate(iPad版1,280円)です。
(iPhone版(610円)もあります)
Adobeソフトやコミスタ系のインターフェースから移行すると、初めは操作に戸惑うかもしれませんがなかなか使いやすいアプリです。
ツールパレットの厳選されたシンプルさは素晴らしく、広々キャンパスが使えます。
▼デフォルトはこれだけ
特徴
シンプルなインターフェースの他にも特徴があります。
- 買い切り(一度支払えば月額費用なしで使えます)
- もちろん広告なし
- スタイラスペンの筆圧対応
- 多彩なペン(ダウンロードあり)
- レイヤー効果
- ショートカット(ジェスチャーコントロール)で効率UP
もちろんいいところばかりではなく、文字ツールはちょっと使いづらいかも。
(iPadでマウスを使うと多少改善するかもしれませんが…)
インストール方法
ダウンロードはこちらから。
Procreate(iPad版)1,220円※2020/8/13現在
https://apps.apple.com/jp/app/procreate/id425073498
Procreateの使い方【基本編】
新規作成する
アプリを立ち上げ、新規キャンパスを作成します。
キャンパスの基本
新規キャンパスを作成すると、下のような画面が開きます。
(各ツールの使い方は後程説明します)
基本設定(アクション概要)
すぐに描くこともできますが、作業の効率化のための設定を紹介します。
下はおすすめの設定になりますが、使い慣れてきたら、自分用にどんどんカスタムしてみましょう。
- 画像やファイルをキャンパスに読み込みます。
テキストの追加もできます。 - キャンパスの大きさなどを変更します。
- 画像として保存します。保存形式はPSD・PDF・JPEG・PNG・TIFFです。レイヤー保持、アニメーションとして出力も可能です。
- 描画作業を録画できます。
- 作業環境をカスタマイズできます(下図)。
基本設定(環境設定)
- 環境設定からジェスチャーコントロールを選択します
- 消しゴム
ペンを描画で使い、指のタッチで描画を消します。時々スワイプをミスったときに意図せず消してしまうこともあるので、注意。
- 自動シェイプ化
デフォルトでオンになっていると思いますが、不要であればチェックを外すか、遅延を長くするとストレスにならないかも。
【自動シェイプ】
ペン先を押し付けておくと、フリーハンドで描いているものを曲線や直線に変換してくれます。
- QuickMenu呼び出し ショートカットメニューの呼び出し方法を設定します。
デフォルトでは、「描画して押さえたままにする」になっているかと思いますが、こちらも別の方法で呼び出すことも可能です。
【QuickMenu】下のメニューがキャンバスに表示されます。
- その他デフォルトのアクション
2本指もしくは3本指でタッチすると「取り消し」(アンドゥ)になります。
※ジェスチャーコントロール→「一般」から変更可能です。
ブラシ
- DLしたブラシを追加
- ブラシ詳細設定
- ブラシの使い方(デフォルトの設定)
キャンパス左端にブラシの設定パレットがあります。
レイヤー
レイヤーを呼び出します。
右上の「+」から新規作成できます。
レイヤーを選択して左へスライドすると「ロック」「複製」「削除」が選択できます。
Nをタップすると、レイヤー効果を選択できます。
ちなみに乗算はデフォルトの状態で上に隠れていて下図のように、下にスライドするとでてきます。
(乗算は個人的に結構使うのでやや不便です…)
これで【基本編】は終了です。
Procreateの使い方【実践編】はこちらから。